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2026 夏の染め直し − yutaka na iro / 大阪 弁柄染め −

−会期−

受付期間:2026.7.11〜7.26
返却予定:10月


期間中は当店購入品以外のお品物もお引受け致します。
遠方の皆様もお気軽にお問い合わせくださいませ。
 

−染色技法−

“yutaka na iro 大阪・弁柄染め6種”
 
紅・緑土×煤・藍錠×煤
(単色+爆弾染め)

−染め代金(税抜/1piece)

“単色染め”

〜100g:4,000円

〜200g:6,000円

〜400g:8,500円

〜600g:11,000円

〜800g:14,000円

〜1000g:17,000円

1000g〜:200g毎に+3000円

 

“爆弾染め”

〜100g:7,000円

〜200g:9,000円

〜300g:12,000円

〜500g:18,000円

※〜500g迄限定の技法となります


  

 《参考例》
シャツやブラウス:200〜400g程度
ワンピースやボトムス:400〜800g程度
アウター:700〜1500g程度
※形や素材によって異なります
  

−染色可能素材−

綿、麻、竹、和紙
レーヨン等の再生化学繊維
化繊混やシルク・ウール混もご相談ください
※「濃紺」や「黒」など濃色の衣服は染色できかねます
※革パーツや裏地付きの衣服は縮みや破れなどにご留意ください
※撥水やパラフィンなどの特殊加工が施されている場合はお断りさせていただく可能性がございます

 

 

−店頭受付

  1. お申込
    店頭へご希望の衣服をお持ち込みください。
    各種染めサンプルをご覧いただきながら
    ご希望の染色技法をお選びいただきます。
  2. 代金の算出
    お品物を直接確認させていただき、正確な代金と留意点をご案内いたします。
    ※お品物によっては、後日のご案内となる場合がございます。
  3. お支払い
    受付時にお支払いいただきます。
    ※税抜2万円未満は“現金決済”にて承ります。
  4. ご返却

−WEB受付

  1. お申込
    HPのcontactまたはInstagramより
    染め直しを希望する衣服の詳細をご連絡ください。
    詳細をお伺いしたのち、mienisiまで衣服をお送りいただきます。
  2. 代金の算出
    お品物確認後、正確な代金と留意点をご案内いたします。
    ※お品物によっては、後日のご案内となる場合がございます。
  3. お支払い
    下記のご決済方法からお選びください。
    銀行振込/代金引換/クレジット決済(税抜2万円以上)
  4. ご返却
    ヤマト運輸、または日本郵便(ポスト投函)にて返送いたします
    ※発送・返送それぞれの送料はお客様ご負担となります。
    (税抜2万円以上の場合は返送のみ無料)

《注意事項》

  • 衣服は予め洗濯済みの状態でお持ち込みorお送りください
    (染めムラ等の原因ともなります)
  • 状態によって追加料金が発生する場合や、お断りさせていただく場合がございます
  • 貴重なボタンやパーツ、付属品等は事前にお取り外しの上ご用命ください
    ※破損・紛失時における補償はいたしかねます
  • 御用命後のキャンセル、ならびに返金・返品はお受けできかねます
     
  • 「弁柄(ベンガラ)染め」について
    ①天然染色の為、均一に染まらず色むらが発生する場合がございます
    ②0.5〜1サイズ程度の縮みが発生する場合がございます
    ③ご着用を重ねると色落ちやアタりが起こります
    ④裏地付きの場合、裏地が表地にはみ出したり、破れる可能性がございます
    ⑤べんがら染めは淡い色が特徴の為、染色後の色は「元々の衣服の色」に左右されます
    ※基本的に濃紺や黒などの「濃色」は染色できかねますのでご注意ください
     

弁柄(べんがら)染めについては以前のkakimonoにて綴っております。

その他、染め直しについてはこちらもご覧ください。

 

 

「奄美・泥染め」「京都・柿渋染め」に続く

mienisiでの新たな染め直しのご提案は

日本古来より培われてきた染色技法

“弁柄(べんがら)染め”にございます。

 

染色を施してくださる匠は

大阪の南部に染色工房を構え

“yutaka na iro”を主宰する

染色家/アースカラークリエイター

小渕 裕氏。

日本で無二のベンガラメーカー「古色の美」にて

職人として17年の経験を積み独立。

土の採取、顔料製作、そして染色作業迄の

一貫とした工程を自ら行ない

「色」への終わりなき探究に努める

まさにべんがら染めのプロフェッショナルです。 

 

以前、mienisiにて企画・販売した「和紙布」

その全てにご助力いただいたのも

何を隠そう、同氏に他なりません。

べんがら染めについても書き綴っておりますので

よろしければ以前のkakimonoも合わせてご覧ください。

「色」には不思議な力が宿っているーーー

例えば、草木が持つやわらかな色合いに触れたとき

自然と安心感を覚えたりするように

目から捉えた視覚的情報を超えた

「音」や「声」や「気配」のようなものを

色から感じ取る瞬間があると小渕さんは語ります。

小渕さんが染めた布からは

言葉では言い表せない、神聖な美しさを感じる瞬間があり

それはこの、目に見えない「色の質量」のようなものを

染色を通じて表現されているからなのかもしれません。

さて、そんな小渕さんとの

二度目のべんがら染め直し展

今回は新たな色を取り入れながら

全3色×2種の技法からお選びいただきます。

まずはご覧ください。

 

《Ⅰ》
“紅”

弁柄染めと聞いて

真っ先に思い浮かぶ「赤」。

昨年の染め直し展にてお披露目した

大阪弁柄の始まりの色である「黄土」を経て

今展にていよいよお披露目となります。

“紅”と名付けられたこの赤は

弁柄本来の赤みを活かしながら

染師・小渕さんが独自に調合したもの。

他に無い奥行きを感じさせる彩りと

弁柄らしい温もりのあるテクスチャーを

皆様それぞれの衣服の上で

お愉しみいただけますと幸いです。

べんがら染めに限らず

「色」そのものへの知見が深い小渕さんは

これまでに人類が歩んできた

必需を超えた「色」への飽くなき探究の歴史を

紐解きながら染色に携わられています。

例えば“赤”にまつわる話。

約27億年前

海底にいた光合成生物が爆発的に増え

地球に大量の酸素が生み出されました。

すると、地球を構成する元素の中で最も豊富に存在する

「鉄」と結びつき

それらを一斉に錆びさせました。

こうして生まれた「酸化鉄」は

地球上で最も広く存在する顔料であり

べんがらの主成分でもあります。

 

また、世界の始まりを語る神話では

多くの場合、大地は「赤」で表されており

旧約聖書に登場する「アダム(アダムス)」の

ラテン語表記「adamus」とは

「赤い土で作られた」という意味を持ちます。

地球の至るところに託された酸化鉄

古来の大陸は、今よりずっと赤かったのかもしれません。

 

赤は「血液」を連想させる色でもあり

生と死

狩りや戦いという力の象徴

女性の豊穣性や性への意識など

人の生命そのものに深く関わる象徴として

古来より受け継がれてきた色でもあります。

 

色には、地球や人類の「記憶」が宿っている。

赤を始め、色の話、本当に面白いです。

ご興味がありましたら、ぜひ一度調べてみてください。

 

 

《Ⅱ》
“緑土×煤”

さて、話をべんがら染めに戻しましょう。

小渕さんが作る「色」の中で

私が特に好きな一色があります。

それがこの「緑土」と呼ばれる

セピア調の退廃的な色。

以前、実はカタチにした事まであります。

非常にmienisiらしいこの色に

絶妙な塩梅で「煤染め」を加え

より肌馴染みの良い色に仕上げていただきました。

小渕さんが創り出す

ベンガラ染めに新たな解釈を加えた色

今年もぜひ、お愉しみください。

 

《Ⅲ》
“藍錠×煤”

最後の一色は

べんがらではない染料からのご提案です。

「煤染め」と「藍錠染め」を掛け合わせた

べんがらのみでは生み出す事が難しい深い群青。

「煤(すす)染め」とは

松を燃やしてできた煤で染める技法であり

一般的に使用される「墨染め」とは似て非なる染め。

「藍錠(あいじょう)染め」とは

藍の生葉を発酵・沈殿してできた

いわゆる顔料藍のことです。

通常、小渕さんはどちらの染料も

べんがら染めと組み合わせて使用し

多種多様な色作りに役立てていますが

この二つを組み合わせた色がとても美しく

今年も引き続きご提案する事と相成りました。

 

《Ⅳ》
“爆弾染め”

さて、これら3色の染めを

唯一の技法で染め上げる、無二のご提案。

日本に古くから伝わる「絞り染め」の技法を活かし

布の随所を不均一に縛りながら施す

小渕さん独自の染色

“爆弾染め”です。

作為を消しながらも手の程を尽くし

色の存在感を存分に表現します。

美しい一布へと生まれ変わるこちらの技法

全て手作業、かつ布の厚みに左右される技法の為

染色受付は「500g未満」とさせていただきます。

 

もちろん、今展新色「紅」の爆弾染めも可能です。

 

《Ⅴ》
“染め直しビフォーアフター”

最後に

べんがら染めでは初となる

『染め直しビフォーアフター』

昨年、皆様からご用命いただいた品々を

一部抜粋にてご紹介致します。

染め直しを悩まれている方は

ぜひこちらで妄想を膨らませていただけますと幸いです。

 

“黄土”

 

“緑土×煤”

 

 

 

“藍錠×煤”

 

 

“爆弾染め”


※黄土(黄色)は昨年の限定色となり、今季は受付できません。

 

自らの生涯を費やして染色に励む

小渕さんのべんがら染め。

ぜひこの貴重な機会にて

ご体感いただけますと幸甚です。

染色やお申込方法について

何かご不明な点などございましたら

店頭やWEBにてお気軽にお問い合わせください。

皆様のご用命を心よりお待ちしております。

 

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