説明

−Judo Pants
(ジュードーパンツ)

道着を意識して仕立てられた

ワイド&クロップドイージーパンツ。

まるで袴のように生地を贅沢に使用し

手織り生地の表情と相まって

唯一無二の存在感に溢れる一着。

それに対してヒップ周りの綺麗なパターンや

丈感を八分程度にすることで

メリハリのあるすっきりとしたシルエットを意識しています。

共布で作られたウエストベルトは

バックル等の金具は付属せず

ぎゅっと結んで縛る仕様。

凹凸のある生地のため着用していても滑らず、解けません。

今季を象徴する生地“Zero Count Khadi”の為に設計された一型です。

−ZERO COUNT KHADI COTTON / Hand Twist,Spinning,Woven
（0カウントカディコットン / 手撚り・手紡ぎ・手織り）

手紡ぎ手織りの“揺らぎ”が心地良い

インドの工房で仕立てられたオールハンドメイドファブリック。

インド東部、バングラディッシュとの国境にほど近い

コルタカ近郊“Phulia”の村で制作された

YANTORオリジナルの手織り生地です。

ヒンドゥーの織り場で制作されたこの生地は

手紡ぎができる限界の太さの糸にまで

“手撚り”するところからスタートします。

非常に細いカディ糸を0カウント（数え切れない）に撚る。

計り知れない時間をかけて作られた手撚り糸は

手作業ならではのランダムな太さや節を帯びており

それら糸調を職人の目と手で一つひとつ確認しながら

手織りの織機で少しずつ織り上げられていきます。

まるでキャンバス地のように

しっかりと厚みを感じる生地ですが

カディ特有の滑らかな肌触りと

高い吸水性・放湿性は健在。

そしてなんと言っても

手織りならではの不均一なテクスチャーが

真っ新でありながら古布のような風格を漂わせます。

着込む事で柔さは増してゆき

まるでもう一つの肌のように育ってゆく生地。

膨大な時間と手仕事の痕跡を体感できる

YANTORならではのカディファブリックです。

“YANTOR 2023-24 Collection”

−而二不二−

「而二不二(ninifuni)」とは「両界曼荼羅」を表す仏教用語。

一つのものを二つの側面から見た時に

「二つの面」があってもその本質は「一つ」であるという意味を持ちます。

一つの糸から二つの布、また一つの布から二つの服をというように

糸の段階から衣服にする過程で様々なレイヤーを作り

混じり合いながら一つに調和されていくコレクション群。

国境を越えてクリエーションする

YANTORならではの色彩をお楽しみください。

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