KLASICA POP-UP at mienisi −2023−
▽期間▽
2023.11.3〜11.12 (展示中無休)
▽在廊日▽
デザイナー:11/5(日)
スタッフ:11/3(金),4(土),11(土),12(日)
いよいよ告知させていただきます。
もはやmienisiにとって切っても切れない関係性である
“KLASICA(クラシカ)”との企画展。
「POP-UP」という言葉の通り
東京・下北沢の“Shop KLASICA”に並ぶ
過去から今季までの「コレクションアイテム」や
数十種類に及ぶ「ジュエリー&レザーコレクション」
そしてShop限定の「一点物&リメイクアイテム」など
多数の作品群がここ自由が丘に“まるっと”集まります。
更に、さらに。
今展に向けてずっと温めていた
“mienisi × KLASICA Special peace”
限定着数のウチらしい企画を
今展にて初披露させていただきます。
それが、こちら。
“mienisi × KLASICA”
CT-30 CRAZY PATTERN
-exclusive natural dye by some ippei–
ALL ¥99,000+tax
フレンチヴィンテージを代表するアウターを
文字通り“大幅に解釈”して生まれたのが
オーバーサイズアトリエコート“CT-30”です。
様々な要素が同居する
KLASICAらしさ全開のこのモデルに
今回、mienisiはスポットを当てさせていただきました。
生地に選んだのは72番手・双糸の
軽やかでありながらしっかりとオンスを感じる
“ウールスーパー100’s”
その糸で高密度に織った生地を
織柄別になんと“4種”使用し
つぎはぎのように複雑に構成していただきました。
大変な手間と時間を費やす
この圧巻のパッチワーク技法は
これまでKLASICAが築いてきた
職人達との信頼の証でもあります。
そしてそれを
天然染色で“3色”に染め分け、昇華。
染めるのはもちろん
京都・西陣に構える新進気鋭の染め屋
“染一平”
彼ならではの色彩を
KLASICAのコートに全力で施していただきました。
(染め屋についてはぜひこちらへ)
製品染めによる縮みを考慮し
展開は「3」と「5」の2サイズ。
特にサイズ5に関しては今回の別注の為に
デザイナーがわざわざ用意してくださったパターンとなります。
全3色×2サイズのご提案。
1着ずつ見ていきましょう。
○PERSIMMON BLACK -kakishibu dye-
○WALNUT BROWN -kurumi dye-
○WORMWOOD GREEN -yomogi dye-
ポンチョのようなアフリカンシルエットをモチーフに
ダイナミックなボリューム感を与えた
類稀なるオーバーコート。
ご着用いただけた際には
写真のように立って座ってと
動きの中からもその魅力を捉えていただけたら幸いです。
オンスはあくまで軽量に仕上げていますので
今時期はロングシャツ感覚で軽く羽織り
冬になれば厚手のニットやアウターをin&on
春が来たら袖を捲ってハーフスリーブに、と
非常に長いシーズン、共に過ごせる一着となっています。
製品はもちろん
ボタンまでも面白い変化を遂げています。
デザイナーが蚤の市で見つけた
40’sデッドストックのウッドボタン。
元々はオリーブ色でしたが
それぞれの染色によって
三者三様、綺麗に染まり上がっています。
染一平恐るべし。
ヨーロッパに想いを馳せたディテールに
ヨーロッパらしい生地と織柄を当てながらも
その果てに見えてきたのは“BORO”
Japanese Antiqueの世界観でした。
日本古来の染め色が呼び起こした
CT-30の新たなる表情。
この不思議なお導きは
どこかで見ていた染色の神様が
ウチらしい別注企画を祝福してくださったのではないかと
勝手に妄想しています。
mienisi × KLASICAでお送りする
CT-30 CRAZY PATTERN
-exclusive natural dye by some ippei-
販売開始は企画展初日の11/3(金)より。
店頭にてその真髄をご体感ください。
※後日online storeにも掲載予定ですが
お急ぎの場合はお気軽にお問合せくださいませ。
KLASICAとの2度目の企画展。
やはり思い出すのは
mienisがopenした最初の秋冬、2021。
当時はコロナ禍の真っ只中で
自分は今、進んでいるのか後退しているのか
判断できないほど
明日の見えない状況下にありました。
そんな私達に
手を差し伸べて下さったのがKLASICAでした。
「もし良かったら何かやりませんか?」
KLASICAという一つのカテゴライズされた存在が
かけてくださったこの一言に
どれだけ勇気付けられたでしょうか。
デザイナーの一言で動き出した
第一回KLASICA POP-UPは
大盛況の中終える事となり
mienisiの次なる一歩への後押しとなったのは
言うまでもありません。
それから約2年ぶりの開催となる今回。
デザイナーご夫妻やスタッフのchoQoさんへ
あの時の感謝と、これからの未来を見せられるような
そんな企画展にしたい。
皆様が持つファッションへの情熱を
この特別な一週間で
私達と共に燃やし尽くしましょう。
何よりもKLASICAの素晴らしい作品群を
ぜひ一緒に楽しめたら。