rugull Pre-Order Preview −SS27−

▽期間▽
2026/10/10〜18
▽デザイナー在廊日▽
会期中、ほぼ毎日
(不在日はInstagramで告知します)
▽お渡し予定▽
2027年2〜3月頃
※型・素材・数量により納期が前後する場合がございます
“rugull – ルーグル”
不思議な音韻を響かせるその名は
韓国の作り手・Lee Hyunseokが生み出す
アーティザナルな作品群
そのデビューを飾る
27SS予約販売会を開催致します。
彼との出逢いは
まだ記憶に新しい春の事
日本で服飾の勉強を終えたヒョンソク君は
フリーランスで衣装制作などを手掛けながら
自身の作品づくりに没頭していました。
主な作業は韓国・金浦(キンポ)で行ない
時折、道具を携えて各地を旅し、作業を深める事も。
その旅の途中で
mienisiの扉を開いてくれたのです。
彼の作品を一目見て
荒削りで拙い部分はありながらも
どうにも心惹かれる、光るものを感じました。
お互いの波長も合いすぐに意気投合
今展へ、繋がります。
やはり、と言いますか
rugullの作品群は全て
デザイナー本人の「手」から生み出されます。
デザインやパターンメイキングに始まり
縫製、染色、プレス、仕上げに至るまで
そのすべてのプロセスを彼自身が完結させています。
「オールハンドメイド」
もはや常套句のようになってしまったフレーズ
ですが、rugullのそれには
ある種の必然性がありました。
作為というより無作為に近い
自らの手に導かれながら
心の機微をカタチにするモノづくり。
若きデザイナーの“衝動”とも呼ぶべき
ブランドとしても1stに近いコレクション
その濃度、ぜひご堪能ください。
彼の衣服を語る上で
決して欠かせない要素が一つあります。
それが写真の“刺繍”
(と、形容せざるを得ないもの)
何かを意図したり象徴付ける訳ではなく
いつかの記憶や
それに紐づく感情
あるいはふとした瞬間の感覚など
デザイナーの深層心理に眠る“情景”を
テクスチャーで“表現”したもの。
元々、彼自身のモノづくりが本格的にスタートしたのも
布に出鱈目に縫ってみた痕が気に入ったから、という
本能に導かれての出来事でした。
『思い浮かんだそのままを表現したい』と話す
彼のモノづくりへの純粋さが
この刺繍という“痕跡”に繋がっています。

『織柄?』
彼と初めて出会った時に着ていた一着
それを見た瞬間の、最初の印象でした。
刺繍、といえば
社会的な象徴や宗教的なモチーフなど
作り手の意思や意図が介入する「装飾」である場合が殆どです。
rugullのそれも
カタチだけを見れば確かに装飾
しかしその姿は
まるでその布が最初からそうであったかのように
無くてはならない要素として
“宿っている”ように感じたのです。
言い表せない“何か”の痕跡
刺繍には複数の種類が存在しており
作品毎に宿されています。
一着一着、見定めてください。
この偶然も、もはや必然かもしれません。
rugullが衣服に施す“天然染色”
先ほどのロングシャツしかり
独特の色と風合いがそこには宿っています。
その理由は、彼の母国である
韓国独自の技法を用いて染めている事が
関係しているのかもしれません。
古くから染色業を営む韓国の職人から
直接技法を学び、染料もそこで買い付けています。
今回はmienisiに想いを馳せながら
生み出してくれた色彩もあるとのこと。
染色はまだ発展途上ですが…と
正直に話す彼の無垢さが眩しい。。。


“rugull”というブランド名は
彼が幼い頃、牧場の牛の鳴き声を
「ルーグル」と真似したエピソードに由来しています。
この擬音語は、純粋だった子供時代の象徴であり
その一片を今も大切にしながら
新たな探究に挑み続けるという
彼らしい意思が込められています。
まだ産まれたてのようなブランドをご紹介する今展
その真の姿は、今は未だ霞がかっています。
デザイナーの純然たる想いがカタチとなった衣服達
その「過去」と「今」をご体感いただく事はもちろん
今後、どのような羽ばたきを魅せてくれるのかという
「未来」への想像までをも
共に愉しみたいと思ってくださる無垢な皆様
是非、自由が丘でお待ちしてます。



















