2月個展 −坂本憲明/noriakisakamoto−
最強寒波が猛威を振るう中。
心温まるようなドキドキを託しまして
2月個展のお知らせです。
初披露の新たな作品達はもちろん
今展は私にとっても初めての試みが。
初心に立ち帰らせてくれるような展示となりそうです。
(そういう意味でもドキドキしてます)
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坂本憲明
“香りと器具展”
《個展期間》
2023.2.18〜2.28(会期中無休)
《作家在廊日》
2.18(土)、2.19(日)、2.23(木)
《店内装飾》
花屋西別府商店 様
+
“ワークショップ −香−”
【 事前予約制(先着順)】
《日時》
2.18(土)
終了
2.19(日)
終了
2.23(木)
①13:00-14:00 → 満員
②15:00-16:00 → 残2名
③17:00-18:00 → 残3名
※上記時間帯も店は通常営業しております。
ワークショップ以外の皆様もお気軽にお越しください。
《定員》
各時間3名ずつ
《料金》
¥5,500-(税込)
(工具や材料費を含みます)
《ご予約方法》
①お電話(03-6421-3291 mienisi宛)
②contactまたはInstagramより
希望日時をご連絡ください。
※3日以内に返信が無い場合は
お手数ですがお電話ください。
《内容》
作家の坂本憲明氏と一緒に
オリジナルのナチュラルアロマオイルを制作します。
天然由来のエッセンスから
本能的に“良い”と感じるものを嗅ぎ分け
自分だけの香りを自ら調合していただきます。
(念の為、汚れても良い服装でお越しください)
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今年は“香りと器具”と題しまして
新作発表
及び
mienisi初のワークショップを開催致します。
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作品と致しましては
アロマオイル&キャンドルやお香吊りなど
これまでも手がけてきた物を更に洗練させた作品群と、
作家初となる“家具”を発表致します。
作るのは金属製の「イス」と「テーブル」。
今まで以上に空間を意識した展示になるかと思います。
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また初の試みとなる「ワークショップ」
“香り”という目には見えない存在を“捉える”ために
体験の場をご用意しました。
内容は上記の通りですが
事前予約制となりますのでお気をつけください。
(ワークショップ中も店舗は通常営業)
ご予約以外にも何かご不明点等ございましたら
ぜひ直接、お気軽にご連絡くださいませ。
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独創的なジュエリーライン“iolom”を手掛ける同氏が
より空間への働きかけを意識して制作する
“坂本憲明(noriakisakamoto)”
真鍮を初めとする金属素材を駆使し
類稀な作品群を生み出しています。
作り手についての詳しいご紹介は
ぜひこちらのkakimonoをお読みくださいね。
![](https://mienisi.net/wp-content/uploads/2022/02/ph_2-2-scaled-1-1024x683.jpg)
“香り”
その起源は非常に古く
火の発見と共に誕生したとされています。
目には見えないからこそ
五感を本能的に刺激する要素。
自らが影響を及ぼせる空間演出の一つとして
坂本さんは非常に重要視されています。
とは言っても、ですよ。
元々金属加工・制作を主とした一人の作家が
ほぼ独学で香りの調合まで手がけてしまうというのは
同氏の異質さの証明だと思います。
「香り」と「器具」を同時に創る人。
世界広しといえどもなかなか見当たらないのでは。。。
坂本さんが生み出す香りには
“安らぎ”や“心地良さ”といった言葉が
浮かんでくるように思います。
オリジナリティ溢れる独創的な香り、というよりも
自然の一部を切り取って連れ帰ったような香りです。
心身を整える癒しのような薫香が
同氏ならではのオブジェクトと交わる事で
視覚、嗅覚、聴覚、そして触覚と
様々な箇所に作用していきます。
心を豊かにする作品群。
今展が「はじめまして」のきっかけになれましたら
何よりです。
“香りと器具”をテーマに様々な作品が集いますが
いくつかご紹介させていただきますね。
“noriakisakamoto”
≪Aroma Burner Antique Brass≫
キャンドルの熱でアロマを焚くオブジェ。
香りと、美しい真鍮造形との融合は
まさに坂本氏ならではの発想と技術が
カタチとなった一品です。
昨年も大変ご好評いただきましたが
今展では更なる改良を施した
新アロマバーナーをご紹介致します。
≪Mesh Incense Stand Antique Brass≫
香りをより視覚的に捉えることができる「お香」。
その特徴を見据えて坂本氏が出した答えは
真鍮製のメッシュに煙をくぐらせる事でした。
ゆらめくように立ち上る独特の情景。
「この景色を見たいが為に作りました」と
ニコニコ語る坂本氏の表情が今も忘れられません。
心を豊かにする作品とは、まさに。
そして、そして。
昨年同様今展ももちろん
花屋西別府商店様にご助力いただきます。
“香”がキーワードとなる今展
やはり“花”の存在は欠かせません。
今回も店内を非日常へと導くべく
特別な装飾を施していただきます。
あぁ、アレもコレも、とにかく待ち遠しい。
“香り”以外にも「花器」をはじめとした
坂本氏が生み出す様々な“器具”が集結します。
写真はありませんが、新作多数です。
その存在感は是非とも直接お確かめください。
今回も振り切ったモノづくりに徹する坂本氏。
去年も綴りましたが
何にも媚びず唯一無二を目指すのは
果てしなく険しい道のりです。
一作家ではなく一表現者である
坂本憲明/noriakisakamotoの魅力を
今回も
“空間丸ごと”
お伝えできたらと思います。
それでは皆様、2月にお会いしましょう。